ドゥマシの脈打つ炎


杉並公会堂リサイタルシリーズ
— 開催日 —
2026年5月24日(日)
— 開演時間 —
19:00
— 会場 —
杉並公会堂小ホール
https://www.suginamikoukaidou.com/access/
—出演—
藍原ゆき(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
— 主なプログラム —
ドゥマシ「ヴィオル曲集(1685年パリ出版)」より組曲5〜8
—詳細情報—
https://note.com/shiny_dahlia839/n/nf274e9d5ecff?sub_rt=share_b
— 料金 —
4000円
*全席自由
—メッセージ—
《ドゥマシの脈打つ炎》—— 忘れられた名曲が、無伴奏ガンバでよみがえる夜
18世紀フランスで花開いたヴィオラ・ダ・ガンバ文化。
その扉を切り開いた作曲家こそ、謎多き人物 ドゥマシ(De Machy) です。
生涯の詳細も本名すらも伝わらない彼が、1685年に残した唯一の作品集——
それが歴史的資料としても貴重な 『ヴィオル曲集』。
しかし、この8つの組曲は “資料として語られる” ことが多く、
その音楽が本来持つ みずみずしさ・情熱・生命力 は
まだ十分に演奏で照らされているとは言えません。
ヴィオラダガンバの詩魂、藍原ゆきによる本リサイタルは、
2023年のCD『ドゥマシの熱い鼓動』で前半を収録した流れを受け、
今回は 後半4組曲・全小品を無伴奏ガンバで完奏 します。
無伴奏という最も純粋な形で、
ガンバがその場で“変化し続ける今”を刻む——
二度と同じ形では現れない、一期一会の音。
研究と資料性を越え、
ドゥマシの音楽を 「眠る遺物」から「現代を生きる芸術」へ。
彼の作品が本来持っていた“火の脈動”を、現代のステージでよみがえらせます。







