声楽アンサンブル アトナリテ・クール「ナポリの系譜」〜伝統を広めし者たち


—開催日—
2026年2月15日(日)
—開演時間—
15:00
—会場—
日本キリスト教団 番町教会
https://bancho-church.jp/access/
—出演—
声楽アンサンブル アトナリテ・クール
ソプラノ 北井郁子 木藤裕子 末吉久美 松田喜久子 宮崎和美 村上雅英 森川郁子(賛助)
アルト 上田玲子 大中利香 杉本真弓 高野純子 難波弘恵 矢矧真希子
テノール 佐藤隆 宮崎文彦 依田卓
バス 相川武憲 大内良太郎 大久保秀時 小林健 酒井恒蔵 土川瑞記
指揮 / バロック・ヴァイオリン 赤津眞言
バロック・チェロ 山田慧
オルガン 関口詩織
—プログラム—
P.A.ツィアーニ(1614-84) Salve Regina
G.コルシ ダ チェラーノ(1631/32-c.91)Adoramus te
A. スカルラッティ(1660-1725) Magnificat 5 voci
A.ラガッツィ(1680 -1750) Missa Carolus sextus
F. ドゥランテ(1684-1755) Laudate pueri 他
—料金—
一般 3000円
高校生以下1500円
*全席自由
—チケットのご予約・お問合せ—
アトナリテ・クール事務局(まつだ)
お電話 090-3977-8202
メール officeelegant1@gmail.com
—メッセージ—
ナポリの歴史は長く、しかもイタリア半島の先端に位置していて、地中海世界のヒト、音楽、文化が入り乱れていました。混ざり合い、多様性に富んだ社会が出来上がっており、もちろん音楽も例外ではなく、14席には初期の音楽学校のような施設が作られていました。そこから発展したナポリの音楽づくりは、時代の流れと、貿易業の発達に伴い、ヨーロッパ各地に運ばれ、多くの作曲家がこの地に出入りをしていました。そして、17世紀後半にはA.スカルラッティをはじめとする作曲家たちがローマやマドリッド、ドレスデンやウィーンに活動の場を移し、ナポリでの培われた音創りを各地に広めていったのです。出版社も若い作曲家は、楽譜を売るために早逝したペルゴレージ(当時非常に有名だった)の名前で作品をしたりもしています。
そんなナポリ音楽の変遷を、17世紀中期から18世紀中期までの作品で語ります。(赤津)







