〈アマリッリ〉のオリジナル譜に見る1600年頃の演奏習慣

守山音楽連盟 第68回研修会 守山市立図書館 図書館サポート隊事業
— 開催日 —
2025年12月6日(土)
— 開演時間 —
10:00
— 会場 —
守山市立図書館 多目的室(〒524-0022 滋賀県守山市守山5丁目3-17)
https://moriyama-city-lib.jp/access/
※駐車場に限りがありますのでお乗り合わせでご来館くださるか、公共交通機関をご利用ください。
—出演—
講師 竹内 茂夫(京都産業大学教授、キタローネ奏者)
谷山あけみ(ヴァイオリン)
—講師プロフィール—
京都産業大学文化学部教授、神戸ルーテル神学校講師。旧約聖書のヘブライ語文法および楽器について研究。1750年までの音楽史の講義と演習を担当し、学生たちとも「笛ゼミ演奏会」で17世紀バロック音楽の演奏指導を行っている。一方でリコーダーを大田光子氏他に、キタローネ(テオルボ)と17世紀バロック音楽を笠原雅仁・上野訓子両氏他に師事。最近ではキタローネ弾き歌いを交えて各地で演奏活動を行っている。日本オリエント学会、日本音楽学会他会員。11月22日(神戸聖愛教会)にてモンテヴェルディ《聖母マリアの晩課》(ヴェネツィアン・ピッチ465Hz) にもキタローネで参加予定。
— 主なプログラム —
音大で声楽を学ぶ方なら必ず習うカッチーニの〈アマリッリ〉は、『イタリア古典歌曲集』ではかなり編曲された上に様々な記号も追加された演奏指示譜です。オリジナルの1602年版では、音符以外は速さも強弱も伴奏の和音も何も書かれていない骨組みだけの作品です。ところが、見慣れない音部記号、通奏低音の数字、「¢」の拍子記号、装飾の有無、調律法、音階の捉え方などを読み取ることが可能です。〈アマリッリ〉の弾き歌いと、同時代の他の曲の演奏実践を交えてお話しします。
— 料金 —
資料代 500円
—ご予約申込み・お問合せ—(受付締切 11月30日)
メール pf.mitch-1117.s.m@ezweb.ne.jp
お電話 080-5345-4086 (中谷)