幻想と現実の狭間で(東京公演)


〜17世紀イタリア・フランスのリュートと通奏低音の音楽〜
—開催日—
2026年1月22日(木)
※同内容の公演が1月24日京都にて開催されます。
—開演時間—2回公演
①14:00
②19:00
—会場—
ソフィアザールバロック(東京・高円寺)
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/happyendoh/baroque.files/baroquemap.jpg
—出演—
パブロ・デヴィーゴ(オルガン/チェンバロ)
上田朝子(テオルボ)
—主なプログラム—
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
・トッカータ第1番 ニ短調(テオルボのための作品集 第4巻より)
・トッカータ第3番 ホ短調(テオルボのための作品集 第3巻より)
ルイ・クープラン:
・クラヴサンのための組曲 ニ短調 など
—料金—
全自由席
一般 4,000円
学生 2,000円
※当日券は各500円増し
—お問合せ—
メール asako.ueda.lute@gmail.com
—メッセージ—
テオルボはバロック期を彩った大型リュートで、重厚な低音と繊細な音色を併せ持つ楽器です。
17世紀初頭のイタリアで活躍したG.G.カプスベルガーは、テオルボのために四冊の作品集を出版しました。そのうち現存する第三・第四巻では、テオルボ独奏の上に通奏低音パートを添えて出版しています(第二巻は散逸)。音量の控えめなテオルボに、なぜ通奏低音が加えられたのか。実際に演奏すべきパートなのか、それとも音楽を読み解くための指針に過ぎないのか。もし演奏するなら、どの楽器がふさわしいのか。そんな疑問が、このデュオ結成のきっかけとなりました。
プログラムでは、カプスベルガーに加え、同様に通奏低音付きで出版されたピットーニの作品、テオルボと鍵盤楽器の可能性を探るために当時の独奏曲をデュオ用に編曲した作品、さらにはフランス音楽も取り上げます。







